アンサンブル

ロスアンゼルス・ホルン・クラブ/ホルンのための音楽(LP)
LP(米SERAPHIM S−60095)ステレオ

ホルンのための音楽
1.メンデルスゾーン/タランテラ
   〜16本のホルン(スタイナー編)
2.ガルシア/5つの主題による変奏曲
3.パレストリーナ/スタバート・マーテル
   〜16本のホルン(ブルディック編)
4.ラッスス/エコー・ソング
   〜16本のホルン(ハイド編)
5.ハイド/カラー・コントラスト
6.プレスティ/8本のホルンのための組曲
7.ラクシン/Morning Revisited
  ロスアンゼルス・ホルン・クラブ
  ノーマン・バートルド(バリトン)
  ジョン・ジョンソン(チューバ
  レイ・シーゲル(チューバ)
  ウィリアム・クラフト(パーカッション)
  ロバート・ウィンスロー(パーカッション)
     録音 1960年

 ロスアンゼルス・ホルン・クラブは1951年に結成されました。この録音時には20人のメンバーでした。ホルン・アンサンブル団体としては初めてかと思います。演奏のための作品は既成の曲はあっても6本のホルンまででしたし、それ以上のホルンのアンサンブルは少なく、新しく作曲するかアレンジするしかありませんでした。東京ホルンクラブが1973年に結成されたときも楽譜がなくて、ロサンゼルス・ホルン・クラブから楽譜を都合していただいたそうです。  
 2、5、6、7は委嘱作品です。ハイドはクラブのメンバーです。このレコードはホルン・アンサンブルのバイブルといえるかもしれません。まだまだ荒削りのような感じもしますが、あらゆる技巧を駆使して凄い演奏もあります。一聴の価値はあるでしょう。


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