アンサンブル

つの笛集団(ホルンアンサンブル)第20回記念コンサート
CD(CAFUA CACG−0027)

 第20回記念コンサート
1.ショー/アンダンテとアレグロ
2.チャイコフスキー〜星野 究編/
   組曲「くるみ割り人形」より
3.飯島俊成/コンチェルターテ
4.山田英二/組曲「動物園の情景」
  〜8本のホルンと打楽器のための
5.バッハ〜近藤久敦編/シャコンヌ
6.ホーナー〜ビッシル編/タイタニック幻想曲
7.ウェーバー/狩人の合唱(魔弾の射手より)
  近藤久敦指揮
   つの笛集団・東京
   飯笹浩二、木村 淳、西郷雅則、澤 敦、
   高野哲夫、富成裕一、並木博美、野瀬 徹
   樋口哲生、平塚晴樹、丸山 勉、田場英子
  ゲスト出演
   今井仁志、西條貴人(ホルン)
   山口多嘉子、橋本里恵、宮本典子(パーカッション)
                  (4&6)
    録音 2001年4月16日
        紀尾井ホール・ライヴ

 これはつの笛集団の第20回記念コンサートのライヴ録音です。仕上がりの見事さがあります。
 飯島俊成のコンチェルターテはこの記念演奏会のために作曲されたものです。左右4本づつの8本のホルンが暴れまくる見事な曲です。
 山田英二の「動物園の情景」も楽しい作品です。第1曲「いぼいのしし」、第2曲「らくだ」、第3曲「オランウータン」、第4曲「くじゃく」、第5曲「たぬき」の5つの曲で構成され、「くじゃく」ではシロフォン、「たぬき」ではタヌキバヤシを思わせるパーカッションが面白いです。途中にホルストの「天王星」の主題がちょっと入ります。
 最も聞き所はバッハのシャコンヌでしょう。ホルンであそこまで表現できるものですね。ホルンという楽器の奥深さを感じさせてくれました。
 おなじみ「タイタニック」の音楽をリチャード・ビッシルが編曲した幻想曲は12本のホルンと打楽器で演奏されます。迫力ある演奏です。最後のアンコール「狩人の合唱は」スタンドプレーだったのでしょうね。見事な演奏会でした。


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