アンサンブル

トマス・ハウシルトと生徒たち/聖フーベルト・グランド・ミサ曲
CD(auris classic as-c5053-2000)

1.ロッシーニ/狩の集い〜4本のホルン
2.キャンティン/聖フーベルト・グランド・ミサ曲
3.シュティーグラー/ジークフリート幻想曲
                  〜8本のホルン
4.クーツィール/8本のホルンのための協奏的音楽
5.ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」
         (ロビンソン編)〜8本のホルン
 トマス・ハウシルト(ホルン)とその生徒たち
   録音2011年10月10日 
   ドイツ/アウグスブルク城/ライヴ

 ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽演劇大学教授トマス・ハウシルトと彼の弟子たちによる演奏です。いかにもドイツのホルンらしい響きのアンサンブルです。ロッシーニ/狩の集い(狩のファンファーレ)は4人で演奏されます。強弱の絶妙さが聞き所でしょう。
 キャンティンの聖フーベルト・グランド・ミサ曲は8人の演奏と思われます。途中にハウシルトによって曲名がアナウンスされます。大変素晴らしい演奏です。
 ワーグナーのジークフリートによる幻想曲はシュティーグラーの編曲で冒頭にジークフリートの角笛が演奏されます。ワーグナーの響きは何度聞いてもいいものですがこのアンサンブルも見事な響きを出しています。
 クーツィールの8本のホルンのための協奏的音楽は1979年の作品です。ソナタ/インテルメッツォ(間奏曲)/スケルツォ/フーガとコラールの4つの楽章からできています。スケルツォではミュートのついたホルンとの掛け合いが面白いです。
 ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」はロビンソンの編曲によります。8本のホルンによる演奏は華やかそのものです。


トップへ
戻る
前へ
次へ




inserted by FC2 system