テレマン/ホルン作品

ホルン協奏曲集/ラデク・バボラーク(2011)
CD(Phil.harmonie PHIL06018)

1.ゼレンカ/2つのホルン、2つのオーボエ、ファゴット
  弦楽と通奏低音のためのカプリッチョ第3番ヘ長調
2.テレマン/ホルン協奏曲ニ長調TWV51:D8
3.  〃 /2つのホルン、2つのヴァイオリンと
       弦楽のための協奏曲変ホ長調TWV54:Es1
4.  〃 /2つのホルンと弦楽のための
           協奏曲ニ長調TWV52:D2
5.  〃 /序曲(組曲)ト短調「ミュゼット」
  ラデク・バボラーク(ホルン)(1〜4)
  アンドレイ・ジュスト(ホルン)(1、3&4)
  ライマール・オルロフスキー(ヴァイオリン)
  ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン&指揮)
   ベルリン・バロック・ゾリステン
   録音2011年3月ライヴ

 ベルリン・バロック・ゾリステンはベルリン・フィルのメンバーによって1995年に結成されています。ホルンのバボラークとジュストがホルンを吹いてゼレンカとテレマンの作品を録音しました。
 ゼレンカはボヘミア(チェコ)の作曲家でカプリッチョは5曲作曲しています。ホルンが活躍する3番はかつてタックウェルやダム、ティルシャルなどが録音していました。バボラークとジュストによる演奏はバッハのブランデンブルク協奏曲第1番を思わせるきれいな響きを出しています。第4楽章のハイトーンは聞き所です。
 テレマンのホルン協奏曲ニ長調は古くから知られた曲で録音も多いです。バボラークは第3楽章でアドリブを入れた見事な演奏を披露しています。2つのホルンのための協奏曲変ホ長調はターフェルムジークの中の1曲です。ニ長調の協奏曲ともども大変きれいな演奏をきかせてくれます。組曲「ミュゼット」は弦楽と通奏低音のための作品でホルンは入りません。ここでは弦楽セクションの抜群の演奏が聞かれます。


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