アンサンブル

クオドレ・ザ・ヴォイス・オブ・フォー・ホルンズ/シトラス
CD(QUADRE QR178)

 1.デイヴィッド・ガーナー/4つの四角形
 2.ポーラ・アクイラ/Dama Antanona
3.ダニエル・ウッド/道理(Reason to Rhyme)
4.M・アダム・ワトキンス/羊飼いの呼び声
 5.ナタン・パヴェレク/ホルン四重奏曲第1番
 6.M・アダム・ワトキンス/爆発するぞ
7.C・ウィギンス/クオドレのためのファンファーレ

  クオドレ・ザ・ヴォイス・オブ・フォー・ホルン
  ナタン・パヴェレク(ホルン)
   アレックス・キャンプハウス(ホルン)
   メレディス・ブラウン(ホルン)
   ダニエル・ウッド(ホルン)
   ダグラス・ハル(ホルン)(6)
    録音 2005年6月30日&7月1&2日

  アメリカのホルンアンサンブルによるホルン四重奏曲集です。メンバーの作曲も演奏されアメリカン・ホルンカルテット同様今後が期待されます。
  ガーナーの「4つの四角形」は4つの楽章によって構成されています。アメリカの現代作家による作品ながら聞きやすい作品です。
  ポーラ・アクイラの「Dama Antanona」は有名な歌のようでコルメナ−レの編曲です。ダニエル・ウッドの「道理」は4つの楽章によって構成されています。それぞれ抽象的な表題がつけられています。
  アダム・ワトキンスの「羊飼いの呼び声」は穏やかに始まり静かに終わります。パヴェレクの「ホルン四重奏曲第1番」は3つの楽章で構成されています。第1楽章:ジーグはホルン・アンサンブルの音色の絶妙さを示してくれます。第2楽章:モーメンツは遅いテンポで動きのある主題が歌われます。
  アダム・ワトキンスの「爆発するぞ(Fire in the Hole)」は5本のホルンのための作品です。音の厚みがあります。激しさのあるフレーズが続きます。警戒をうながすような賑やかな小品です。最後の「クオドレのためのファンファーレ」はこのアンサンブルのために書かれたようです。


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