ドープラのホルン作品

6つのホルン四重奏曲と6つの三重奏曲/リチャード・バーディック(2006)
CD(I Ching Music CD14)

ドープラ/6つのホルン四重奏曲と
      6つの三重奏曲Op8
     〜調性の異なるホルンのための

   リチャード・バーディック(ナチュラルホルン)
               (多重録音)
   録音 2006年

  この風変わりな作品はフランソワ・ドープラが友人のアントン・ライヒャのために作曲したものです。ナチュラルホルンは替管で調性を変えますが、この6つのホルン四重奏曲は、第1楽章ではG管、E♭管、F管、C管で演奏します。同様に第2楽章ではG、D、E、Cになります。このように同じ調性のホルンは使わずに和音をきれいに出すという工夫をしていました。
  6つの三重奏曲では第1楽章はG管、E管、C管の3本で演奏、第2楽章はG、F、Cになります。このようにすると1番でハンドを使わなくても2番が倍音でカバーできます。もっとも、倍音だけで演奏しているわけではありません。しかしながらこの編成は実に楽しいホルンアンサンブルになっています。


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