L・モーツァルトのホルン作品

ステファン・ヨン・ベルンハルズソン/狩りのシンフォニア、室内シンフォニア
CD(Smekkleisa SMC-10)

L・モーツァルト/協奏曲集
1.狩りのシンフォニア ト長調
2.室内シンフォニア ニ長調
3.2つのホルンの為の協奏曲変ホ長調
4.トランペット協奏曲ニ長調

  ヨゼフ・オグニベネ(ホルン)(1&3)
  エミル・フリドフィンソン(ホルン)(1、3&4)
ステファン・ヨン・ベルンハルズソン(ホルン)(1&2)
  ソルケル・ヨエルソン(ホルン)(1&4)
ウナ・スヴェインブヤーナードッティル(ヴァイオリン)(2)
  エイリクル・パルソン(トランペット)(4)
  レイキャビク室内管弦楽団
  録音 2006年1月

 アイスランドの演奏家によるレオポルド・モーツァルトの協奏曲集です。
 「4本のホルンのための狩りのシンフォニア」は華やかホルンの響きで始まります。この演奏では打楽器による銃声の他に猟犬の鳴き声も入っています。第2楽章:アンダンテは穏やかな演奏、第3楽章:メヌエットは4本のホルンが軽快に響きます。
 「室内シンフォニア ニ長調」は4楽章のホルン協奏曲です。第1楽章にはオブリガートのヴァイオリン・ソロが入ります。美しい響きのホルンが流れます。第2楽章:メヌエットは3楽章のホルン協奏曲には含まれませんのでこの室内シンフォニアが好まれるようです。第3楽章:アンダンテにはホルンと共にソロ・ヴァイオリンが入ります。第4楽章:アレグロはホルンのトリルで始まりますが、ここにもヴァイオリン・ソロが入ります。
 「2つのホルンの為の協奏曲変ホ長調」は久々の録音ですが、2つのホルンの響きの良さは素晴らしいものです。ティルシャル兄弟のような息の合った演奏です。
 「トランペットと2本のホルンのための協奏曲ニ長調」は実質トランペット協奏曲です。高音域のクラリーノ協奏曲になります。


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