ホルンとハープの為の音楽

F・シュトラウス/ノクターン他/ダヴィード・カナレク(2001)
CD(BONGIOVANNI GB 5114-2)

ホルンとハープのための音楽
1.F・シュトラウス/ノクターンOp7
2.ボアエルデュー/ホルンとハープのためのソロ
3.ドープラ/ホルンとハープのためのソナタ ヘ長調
4.テレマン/フルート、ホルンとハープのための協奏曲第3番
5.ロンギノッティ/ホルンとハープのためのロマンティックなメロディ
6.ナデルマン/「歌う鳥」による変奏曲
.サン=サーンス/ロマンス ヘ長調Op36
8.シンガー/ホルンとハープのための組曲

  ダヴィード・カナレク(ホルン)(1〜5&7)
  イルデ・ボネッリ(ハープ)(1〜7)
  アンジェロ・クッリ(フルート)(4)
  録音 2001年

 ダヴィード・カナレクはニカラグア出身のホルン奏者。シカゴでデイル・クレヴェンジャーやシュヴァイカートに師事しています。
 フランツ・シュトラウスの「ノクターン」をハープ伴奏で演奏するのは珍しいですが、大変よく合います。ホルンの響きと弾けるハープの音が感動的です。
 ボアエルデューの「ホルンとハープのためのソロ」はホルンとハープのためのオリジナル作品です。録音は少ないですが美しいメロディが流れる小品です。
 ドープラのホルンとハープのためのソナタはバルボトゥが初めて録音した名曲です。とりわけハープの響きがきれいな作品ですが、ホルンの流れるようなメロディも魅力的です。
 テレマンの「フルート、ホルンとハープのための協奏曲第3番」はオリジナル作品ではありませんがこのトリオの響きはとても癒されます。
 ロンギノッティの「ホルンとハープのためのロマンティックなメロディ」はノクターンのように穏やかな美しいメロディが流れる小品です。ナデルマンの「歌う鳥」による変奏曲はハープ独奏の作品です。
 サン=サーンスの「ロマンスOp36」はピアノ伴奏がほとんどですが、ハープ伴奏もよいものです。大変ロマンティックな演奏です。
 ジェーン・シンガーのホルンとハープのための組曲は第1曲「こっけいな行進曲」第2曲「バラード」第3曲「ラルゲット」第4曲「スペイン」からなる組曲です。第1曲のおどけた雰囲気が面白いです。第2曲と第3曲はロマンティックな小品、第4曲はフラメンコ風の音楽もある華やかな響きの小品です。


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