アルペンホルン

アントン・ウィッキー/アルペンホルン、チェロとオルガンのための音楽
CD(KOCH SCHWANN 3−1081−2 H1)

アルペンホルン、チェロとオルガンのための音楽
1.伝承作品/Hoch auf dem Berg
2.ヨスト/Wie gros bist du
3.モーツァルト/ホルン二重奏曲第8番
4.ロッシーニ/ホルン二重奏曲第4番
5.ハイドン/4つのカッサシオン小曲
6.ウィッキー/Uf em Pilatus-Kulm
7.フェッシュ/ソナタ ニ短調
8.伝承作品/ranz des vaches des alpes de?Gruyeres,du canton de Frybourg
9.ロッシーニ/ホルン二重奏曲第2番
10.伝承作品/アッペンツェラー舞曲第1番
11.ウィッキー/Toggenburger Alphornjutz
12.マルティン・ヴォクト/5つの小品
      〜オルガンのための
13.伝承作品/スイス舞曲第3番
14.ウィッキー/コラール「神聖な」
15.モーツァルト/ホルン二重奏曲第2番
16.ロッシーニ/ホルン二重奏曲第2番
17.伝承作品/スイス舞曲第2番
18.ウィッキー/Betruf
19.カザルス/鳥の歌
20.ルース/ウィッキー/Naher,mein Gott,zu Dir

  アントン・ウィッキー(アルペンホルン)
  (1〜4、6、8、9、11、14〜16、18&20)
  アルレッド・リヒター(チェロ)
   (1〜4、6〜11&13〜20)
  ヘルベルト・ケラー(オルガン)
   (1、2、5〜8、10〜14、17、19&20)
  録音 1992年

 アントン・ウィッキーのアルペンホルンとアルレッド・リヒターのチェロ、そしてヘルベルト・ケラーのオルガンによるアルバムです。
 1曲目の作品は有名な曲でブラームスのブラームスが交響曲第1番の第4楽章で序奏のホルン・ソロに使っています。オルガンとチェロのサポートで歌われます。マルティ・ヨスト(1920〜1988)の作品はトリオで演奏されます。
 モーツァルトのホルン二重奏曲第8番は細かいフレーズはチェロが弾いていますのでオリジナルとは印象が違いますし、テンポも遅いです。
 ロッシーニの「ホルン二重奏曲第4番」もモーツァルト同様オルガンのケラーによる編曲です。オリジナルとは印象が違いますがアルペンホルンで聴くのもよいものです。
 ヨーゼフ・ハイドンの「4つのカッサシオン小曲」は原曲がバリトン二重奏です。これをオルガンで演奏しています。
 アントン・ウィッキー(1938〜)の「Uf em Pilatus-Kulm」は穏やかなアルペンホルンの作品です。オルガンとチェロのサポートで歌われます。
 ウィレム・デ・フェッシュ(1687〜1757)はヴィオールの演奏家でした。このソナタはチェロで演奏されます。オルガンの伴奏がきれいです。バロック様式の作品は気品あふれる素晴らしさがります。
 伝承作品「ranz des vaches des alpes de?Gruyeres,du canton de Frybourg」はアルプホルンとチェロが穏やかに演奏しています。オルガンが伴奏になります。
 ロッシーニの「ホルン二重奏曲第2番」もケラーによる編曲でアルペンホルンとチェロで演奏されます。伝承作品「アッペンツェラー舞曲第1番」はチェロとオルガンで演奏されます。
 アントン・ウィッキーの「Toggenburger?Alphornjutz」はこれもアルペンホルンの作品です。オルガンとチェロのサポートで歌われます。マルティン・ヴォクト(1781〜1854)の「オルガンのための5つの小品」はロマン派時代のオルガン作品です。伝承作品「スイス舞曲第3番」はチェロとオルガンで演奏されます。
 アントン・ウィッキーのコラール「神聖な」はこれもアルプホルンの作品です。オルガンとチェロのサポートで歌われます。
 モーツァルトの「ホルン二重奏曲第2番」は遅めのテンポで演奏されますのでオリジナルとは異なる印象を受けます。アルペンホルンとチェロで演奏されます。ロッシーニの「ホルン二重奏曲第2番」は9と同じです。
 伝承作品「スイス舞曲第2番」はこれもチェロとオルガンで演奏されます。アントン・ウィッキーの「Betruf」はアルペンホルンとチェロで演奏されます。
 パブロ・カザルスの「鳥の歌」は有名なカタルーニャ民謡から書かれたもので、チェロで演奏されます。オルガン伴奏もよくて感動で涙が出そうです。
 ルース&ウィッキーの「Naher,mein Gott,zu Dir」はオルガンの前奏が印象的でチェロとアルペンホルンのデュオで歌われます。


トップへ
戻る
前へ
次へ




inserted by FC2 system