ハイドン/ホルン協奏曲

1&2番/マイケル・トンプソン(1983)
CD(Nimbus NI 5010)

ハイドン/トランペット&ホルン協奏曲集
1.トランペット協奏曲変ホ長調Hob.Ze−1
2.ホルン協奏曲第1番ニ長調Hob.Zd−3
3.ホルン協奏曲第2番ニ長調
4.3声のディヴェルティメント変ホ長調Hob.W−5

  ジョン・ワレイス(トランペット)(1)
  マイケル・トンプソン(ホルン)(2〜4)
クリストファー・ウォーレン=グリーン(ヴァイオリン)(4)
  アンドリュー・シュルマン(チェロ)(4)
  クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮
     フィルハーモニア管弦楽団(1〜3)
    録音 1983年12月19&20日

 トンプソン29歳のときの録音でした。おそらくはじめての録音かと思います。30代のころの演奏と比べるとまだ完成された音色になっていませんが、吹き方に特徴があり面白いといえます。 1番、2番共に見事なカデンツァです。ハイドンの協奏曲は難しいのでどのような表現をするかが聞き所です。
 また3声のディヴェルティメントを演奏しています。これは大変素晴らしい演奏です。このハイトーンを使う曲は難曲ですが見事に吹いています。
 ジョン・ワレイスのトランペット協奏曲は2楽章と3楽章で即興をいれた面白い演奏です。カデンツァも凝ったものになっています。音色はイギリスのブラスバンドで聞かれる独特の音です。軽いヴィブラートがあります。


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