ブリテンのホルン作品

セレナード/デニス・ブレイン(1953)





LP(英DECCA eclipse ECS−507)擬似ステレオ
CD1(豪DECCA  476 8470)モノラル
CD2(オーパス蔵 OPK-7034)モノラル
CD3(BEULAH 1PD35)
CD4(INTENSE 600116)5枚組
CD5(Regis RRC1365)
LP
1.ブリテン/セレナードOp31
2. 〃   /クリスマス・キャロルの祭典Op28
3. 〃   /ミサ・プレヴィス ニ長調Op63
    デニス・ブレイン(ホルン)(1)
    ピーター・ピアーズ(テノール)(1)
  ユージン・グーセンス/ロンドン新交響楽団(1)
    ベンジャミン・ブリテン指揮
       コペンハーゲン少年合唱団(2)
   ウェストミンスター大聖堂少年聖歌隊(3)
    ジョージ・マルコム(オルガン)(3)
     録音 1953年11月25〜27日(1)
CD1
 1.ブリテン/セレナードOp31
 2. 〃   /イリュミナシオンOp18
 3. 〃   /夜想曲Op60
   デニス・ブレイン(ホルン)(1)
   バリー・タックウェル(ホルン)(3)
   ピーター・ピアーズ(テノール)(1〜3)
 ユージン・グーセンス/ロンドン新交響楽団(1&2)
 ベンジャミン・ブリテン/イギリス室内管弦楽団(3)
   録音 1953年11月25〜27日(1&2)
       1959年9月(3)
CD2
 1.ブリテン/セレナードOp31
 2.バークリー/ホルン三重奏曲
 3.バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番へ長調
   デニス・ブレイン(ホルン)(1〜3)
  ピーター・ピアーズ(テノール)(1)
  マヌーク・パリキアン(ヴァイオリン)(2)
   コリン・ホースリー(ピアノ)(2)
   ニール・サンダース(ホルン)(3)
 ユージン・グーセンス/ロンドン新交響楽団(1)
 ボイド・ニール/ボイド・ニール合奏団(3)
   録音 1953年11月25〜27日(1&2)
       1953年8月(2)
       1956年7月26日(3)
CD3デニス・ブレインの世界
1.チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調より
         第2楽章
  デニス・ブレイン(ホルン)
  シドニー・ビーア指揮ナショナル交響楽団
   録音 1944年6月
2.モーツァルト/歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より
     〜「お願い、許して恋人よ」
  ジョアン・クロス(ソプラノ)
  デニス・ブレイン(ホルン)
  ローレンス・コリングウッド指揮
    フィルハーモニア管弦楽団
    録音 1947年1月2日
3.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ へ長調Op17
  デニス・ブレイン(ホルン)
  デニス・マシューズ(ピアノ)
   録音 1951年1月
4.エドワード・ウィリアムズ/オープン・ハウス
  ナタリー・ジェームズ(オーボエ)
   バーナード・ウォルトン(クラリネット)
   デニス・ブレイン(ホルン)
   セシル・ジェームズ(ファゴット)
   録音 1951年9月
5.デュカス/ヴィラネル
  デニス・ブレイン(ホルン)
  ジェラルド・ムーア(ピアノ)
   録音 1952年4月19日
6.ブリテン/テノール、ホルンと
       弦楽のためのセレナードOp31
   デニス・ブレイン(ホルン)
   ピーター・ピアーズ(テノール)
   ユージン・グーセンス指揮
     ロンドン新交響楽団
   録音 1953年11月

CD5
1.ブリテン/セレナードOp31
2.  〃  /冬の言葉Op52
3.  〃  /ミケランジェロの7つのソネットOp22

  デニス・ブレイン(ホルン)(1)
  ピーター/ピアーズ(テノール)(1〜3)
  ユージン・グーセンス指揮
   ロンドン新交響楽団(1)
  ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)(2&3)
  録音 1953年11月(1)
      1954年3月16&17日(2)  
      1954年7月17&18日(3)

  ブリテンがピアーズとデニス・ブレインのために書いた大変珍しい組み合わせ(テノール、ホルンと弦楽のための)のセレナードです。第1曲:プロローグと第8曲:エピローグはホルン独奏のために書かれ、しかも自然倍音だけで演奏するというものです。そのため高いB♭付近の音が不安定になり調子っぱずれの音が出ます。初めて聴くと違和感があるのですが、これが何度も聴くうちに快感になってきます。ノクターン、エレジー、賛歌など超絶技巧のホルンが聞かれます。
  1944年にはブリテン/ボイド・ニール合奏団の伴奏で録音していましたが、アレキサンダーに替えたこの2度目の録音は2人の甘い響きと歌声がこれ以上望めない名演奏を生みました。
  その後たくさんの録音が世に出ていますが、この演奏を超えるような録音は出ていません。CD1は2006年になってようやくオーストラリアでCD化されました。ファン待望のCD化です。
 CD2は2007年オーパス蔵がLPからの復刻です。CD1よりもクリアな音質です。ブランデンブルク協奏曲第1番は1956年の2度目の録音で、アレキサンダーの音が響きます。CD3はブレインの名演集でセレナードが収録されています。CD4は5枚組でDisc4にヒンデミットの協奏曲、ブリテンのセレナード(1953)とベートーヴェンのソナタ(1944)が収録されています。CD5は「冬の言葉」と「ミケランジェロの7つのソネット」がカップリングです。


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