ブリテンのホルン作品
歌劇「カーリュー・リヴァー」/ニール・サンダース(1965) |
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CD(DECCA UCCD-3650)
ブリテン/歌劇「カーリュー・リヴァー」Op71
ピーター・ピアーズ(テノール)(狂女)
ジョン・シャーリー=カーク(バス)(渡し守)
ハロルド・ブラックバーン(バス)(修道院長)
ブライアン・ドレイク(バリトン)(旅人)
ブルース・ウェッブ(ボーイソプラノ)(幽霊の声)
リチャード・アドニー(フルート)
ニール・サンダース(ホルン)
セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)
スチュアート・ナッセン(コントラバス)
オシアン・エリス(ハープ)
ジェイムズ・ブレーズ(パーカッション)
フィリップ・レッジャー(オルガン)
ベンジャミン・ブリテン指揮
イギリス・オペラ・グループ管弦楽団&合唱団
録音 1965年6月オックスフォード・パリッシュ教会
ブリテンの歌劇「カーリュー・リヴァー」は1964年に作曲された教会寓話三部作の第1作です。男声のみのソリストと合唱、オーケストラ・アンサンブルはヴィオラ、フルート、コントラバス、ホルン、ハープ、パーカッション、オルガンの7名という異色の組み合わせです。題材が日本の能「隅田川」というのも異色です。
ホルンは渡し守の歌唱のときに伴奏として使われています。ホルン・ソロの主題は渡し守の主題ですので全曲にわたって同じ音形が響いてきます。ブリテンらしいホルンの扱いが特徴的です。オペラでありながら女声が全く聞こえませんのでホルンを含む声楽作品として聴くことができます。ホルン・ファンには十分楽しめるでしょう。残念ながらブレインでは聴くことができませんが一緒に演奏していた二ール・サンダースによるホルンで聴くことができます。ホールトーンも良く、ピアーズの名唱が感動的です。 |
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