モーツァルト/ホルン協奏曲全集

デニス・ブレイン(1953)



























LP(東芝エンジェル AA-8349)擬似ステレオ
CD1(EMI 7243 5 66950 2)モノラル
CD2(オーパス蔵 OPK7014)モノラル
CD3(ANDROMEDA ANDRCD5065)モノラル
CD4(NAXOS 8.111070)モノラル
CD5(EMI TOCE−3042)擬似ステレオ
CD6(EMI 50999 9 65936−2)モノラル
CD7(EMI TOCE−90082)HQCD
CD8(EMI 72435 56231 2 6)モノラル
CD9(EMI TOCE−6584)モノラル 
CD10(EMI 0777 7610132 3)モノラル
CD11(EMI 50999 6 78328 2 8)モノラル
CD12(EMI CDH 7 61013 2 3)モノラル
CD13(Treasures TRE-024)疑似ステレオ
CD14(Waner WPCS-50057)モノラル
CD15(Waner WPCS-23060)モノラル
CD16(EMI TOGE−12022)モノラル
CD17(EMI 0946 3 38603 2 2)モノラル
CD18(WANER WPCS-51110)モノラル
CD19(EMI TOCE-14016)モノラル
CD20(EMI 7243 5 55087 2 0)モノラル
CD21(EMI 7243 5 66950 2 3)モノラル
CD22(EMI CDH 7610132)モノラル
CD23(EMI 50999 2 06010 2 7-2)モノラル
CD24(WANER 825646336258)モノラル
CD25(VENIAS VN-02405)モノラル
CD26(INTENSE 600116A)モノラル
CD27(MAJOR CLASSICS M2CD017)モノラル
LP
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
3.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜4)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
    フィルハーモニア管弦楽団
  録音 1953年11月12、13&23日

CD1、CD6、CD7、CD8、CD11、CD14&21&23
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ピアノと木管の為の五重奏曲K452
  デニス・ブレイン(ホルン)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
    フィルハーモニア管弦楽団
  コリン・ホースリー(ピアノ)(5)
  デニス・ブレイン木管合奏団(5)
  録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
      1954年5月19&23日(5)
CD2
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜5)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
   フィルハーモニア管弦楽団(1〜4)
  グリラー弦楽四重奏団(5)
  録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
      1944年10月6&25日(5)

CD3 デニス・ブレイン/トリビュート
モーツァルト/ホルン協奏曲全集
.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
6.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
7.ヒンデミット/4本のホルンのためのソナタ
8.ベートーヴェン/ホルン・ソナタヘ長調
9.シューマン/アダージョとアレグロOp70
10.デュカス/ヴィラネル
11.マラン・マレ/ル・バスク
  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜11)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
   フィルハーモニア管弦楽団(1〜4)
 ハンス・ロスバウト/南西ドイツ放送交響楽団(5)
 ジェンキンス/BBCウェールズ管弦楽団(6)
  デニス・ブレイン・ホルン四重奏団(7)
  デニス・マシュー(ピアノ)(8)
  ジェラルド・ムーア(ピアノ)(9)
  ウィルフリッド・パリー(ピアノ)(10&11)
  録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
      1953年5月6日(5)
      1951年2月5日(6)
      1956年1月5日(7)
      1944年2月21日(8)
      1952年4月22日(9)
      1957年8月24日(10&11)
CD4
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ピアノと木管の為の五重奏曲K452
  デニス・ブレイン(ホルン)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
   フィルハーモニア管弦楽団(1〜4)
  ワルター・ギーゼキング(ピアノ)(5)
  フィルハーモニア管楽四重奏団(5)
  録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
      1955年4月15日(5)

CD5、CD9、CD10、CD12、CD15、16、22、24&26
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
  デニス・ブレイン(ホルン)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
    フィルハーモニア管弦楽団(1〜4)
  録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
CD13
1.モーツァルト/ホルン協奏曲第1番ニ長調
2.  〃    /ホルン協奏曲第2番変ホ長調
3.  〃    /ホルン協奏曲第3番変ホ長調
4.  〃    /ホルン協奏曲第4番変ホ長調
5.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調

  デニス・ブレイン(ホルン)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮(1〜4)
  ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮(5)
    フィルハーモニア管弦楽団
   録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
       1956年9月22日(5)
CD25
1.モーツァルト/ホルン協奏曲第1番ニ長調K412
2.  〃   /ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.  〃   /ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.  〃   /ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.バッハ/ロ短調ミサ BWV232からクオニアム
6.シューマン/アダージョとアレグロ 変イ長調Op70

  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜6)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
  フィルハーモニア管弦楽団(1〜5)
  ハインツ・レーフス(バリトン)(5)
  ジェラルド・ムーア(ピアノ)(6)
  録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
      1953年7月16日(5)
      1952年4月22日(6)
CD27
モーツァルト/協奏曲集
1.ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216
2.ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K218
3.ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K219「トルコ風」
4.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
5.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
6.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
7.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495

 ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)(1〜3)
 デニス・ブレイン(ホルン)(4〜7)
 ジョン・プリッチャード指揮(1〜3)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮(4〜7)
  バース音楽祭管弦楽団(1)
  フィルハーモニア管弦楽団(2〜7)
 録音 1961年(1)
     1954年12月6日(2)
     1954年1月6日(3)
     1953年11月12、13&23日(4〜7)

 不世出のホルン奏者デニス・ブレインが録音した世界初モーツァルトのホルン協奏曲全集でした。 
 デニス・ブレインのモーツァルトは明るく甘いトーンで聴く者をうっとりさせます。このように美しいモーツァルトはありません。ホルンを聴くならやっぱりブレインです。
 ホルン協奏曲第1番はブレインのホルンがとても甘くな柔らかな音で流れてきます。数あるこの協奏曲の中でも極めて美しい響きです。カラヤンの音作りも大変美しい響きですから別格の録音になっています。第2楽章では弦楽のレガート、ホルンの優雅な演奏、なんとも言えない天国的なモーツァルトそのものです。
 ホルン協奏曲第2番は序奏の美しい弦楽、ホルン・ソロの明るい響き、まろやかなホルンの美しさ、ホルンでこのような音が出るとは不思議なほどの素晴らしさがあります。弦楽の透明感、ホルンの安定した音色、ブレインのとりこになります。第2楽章のこの上ないような美しさ、第3楽章のロンドでは丘に駆け上がるような勢いと美しいホルンの響き、低音の素晴らしさ、タンギングの鮮やかなこと、感動ものです。
 ホルン協奏曲第3番はモーツァルトの傑作です。冒頭からブレインのホルンが響きます。ホルンのソロが始まるとまろやかな響きの美しいこと、思わず聞き入ってしまいます。ブレインはこの録音のためにカデンツァを新しく作っていました。その流麗なカデンツァは実に美しい響きです。第2楽章のロマンツェはブレインのホルンの美しさが際立っています。第3楽章のアレグロは軽やかなホルンで、鮮やかなタンギング、そして美しいレガートと絶品の演奏です。
 ホルン協奏曲第4番は序奏から弦楽のレガートの美しさがあります。ホルンのソロは緊張感のある響きで、この作品ならではの表現があります。展開部の美しさ、カデンツァは軽やかで高音が美しい素晴らしいものです。第2楽章のロマンツェはこれもまた素晴らしいブレインのホルンが響きます。うっとり聞きほれてしまいます。第3楽章のロンドはブレイン独特のタンギングの響きが流れます。これぞデニス・ブレインのホルンといえる響きです。

 LPは擬似ステレオ(ブライトクランク)です。味わい深い豊かな響きです。モノラルCDでは初期のLPから復刻したCD2が大変きれいです。この録音はブレインの音色を最もきれいに録音してくれたものとして忘れられません。CD1は1994年リマスター1998年発売のオランダ盤、CD2は2005年発売のOPUS蔵盤、CD3は2006年発売のANDROMEDA盤、CD4は2007年発売のNAXOS盤、CD5は1995年発売の国内盤(ブライト・クランク・ステレオ)です。LPでおなじみでした。CD6は2010年発売のEU盤、CD7は2009年発売のHQCD/EMIミュージック・ジャパン盤です。HQCDの音質は透明感があり最良の音質で聞くことができます。ブレインの音を聞くならCD7が一番でしょう。LPは初期盤モノラルがいいようです。CD8は1997年発売のアメリカ盤(EMI100周年記念盤)。CD9は1990年発売の東芝EMI盤。CD10は1987年発売のカナダ盤でディスクはアメリカ製。

 CD11は2012年発売のEU盤。CD12は1987年発売の英国盤、CD13はブライトクランクLPからの復刻です。CD14は2007年発売のWaner盤。 CD15は2011年リマスターで2014年発売のWANER盤です。みずみずしい音が聴かれます。CD16は2011年発売のEMIミュージック・ジャパンのSACDです。CD17は2005年発売のEU盤、CD18は2007年リマスター2009年発売のHQCD/WANER盤です。CD19は2007年発売のEMIミュージック・ジャパン盤です。CD20は1994年リマスター、1994年発売のEMI UK(英国)盤です。CD21は1994年リマスター、1999年発売の東芝EMI盤、CD22は1987年発売の輸入盤でディスクは日本製です。

 CD23は2008年発売のEMI EU盤5枚組の1枚、CD24は2014年発売のWANER盤カラヤンとソリスト達の8枚セットの中の1枚。CD25は2016年発売のVENIAS盤20枚セット「デニス・ブレイン・コレクション1939〜1957」の中の1枚、CD26は2013年発売のINTENSE盤5枚組の中の1枚です。CD27は2012年発売のMAJOR CLASSICS英国盤。 


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