モーツァルト/ホルン協奏曲全集

クルト・シュヴァイツァー(1994)

CD1(CASTLE MAC CD 925)
CD2(CASTLE CRS CD 235)
CD1
モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
  クルト・シュヴァイツァー(ホルン)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
   録音 1990〜1994年頃
CD2
モーツァルト/管楽器のための作品集
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.クラリネット五重奏曲イ長調K581
6.協奏交響曲変ホ長調K364

  クルト・シュヴァイツァー(ホルン)(1〜4)
  アレクサンダー・グリゴリエフ(クラリネット)(5)
  ヘレナ・ウディーネ(ヴァイオリン)(6)
  ハンス=エーリヒ・ヴァルガ(ヴィオラ)(6)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(1〜4)
  ウィーン室内アンサンブル(5)
  オランダ室内管弦楽団(6)
    録音 1990〜1994年頃

 クルト・シュヴァイツァーの経歴は不明ですが、大変きれいなホルンです。面白いのは1番です。2楽章はジェスマイアーの編曲を使っていますが、2楽章の後半で長いカデンツァを吹いています。1楽章と2楽章のメロディーをフューチャーしたものです。
 逆に3番と4番では大変短いカデンツァを吹いていますので面白いです。4番のカデンツァの短さは記録的で、かつて録音されたものの中で最も短いものです。3番のロンドでは即興を入れています。また4番のロンドではフェルマータのあとでテンポアップするという離れ業をやってのけています。
 CD2は2枚組でクラリネット五重奏曲イ長調とヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調が収録されています。


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