R・シュトラウス/ホルン協奏曲
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CD1(TESTAMENT SBT1009)
CD2(Pearl GEM 0026)
CD3(Regis RRC1407)
CD4(EMI 50999 2 06010 2 7)4枚組
CD1
1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2. 〃 /オーボエ協奏曲ニ長調
3.ウェーバー/ファゴット協奏曲ヘ長調
デニス・ブレイン(ホルン)(1)
レオン・グーセンス(オーボエ)(2)
ギディオン・ブルーク(ファゴット)(3)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団(1&2)
サー・マルコム・サージェント指揮
リヴァプール・フィルハーモニー(3)
録音 1947年5月21日(1)
1947年9月15&23日(2)
1947年12月31日(3)
CD2
1.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
2.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ へ長調Op17
3.モーツァルト/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
4. 〃 /ホルン協奏曲第4番変ホ長調
5.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
デニス・ブレイン(ホルン)(1〜5)
グリラー弦楽四重奏団(1)
デニス・マシューズ(ピアノ)(2)
ワルター・ジュスキント指揮
フィルハーモニア管弦楽団(3)
マルコム・サージェント&ターナー指揮
ハルレ管弦楽団(4)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団(5)
録音 1944年10月6&25日(1)
1944年2月21日(2)
1946年3月27日(3)
1943年6月21日(4)
1947年5月21日(5)
CD3
1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2. 〃 /ホルン協奏曲第2番変ホ長調
3.ヒンデミット/ホルン協奏曲(1949)
4.レノックス・バークリー/ホルン三重奏曲Op44
デニス・ブレイン(ホルン)(1〜4)
ワルター・ジュスキント指揮(1)
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮(2)
パウル・ヒンデミット指揮(3)
フィルハーモニア管弦楽団(1〜3)
マノウグ・パリキアン(ヴァイオリン)(4)
コリン・ホースリー(ピアノ)(4)
録音 1947年5月21日(1)
1956年9月22&23日(2)
1956年11月19日(3)
1954年6月15&16日(4)
これはブレインによるシュトラウスのホルン協奏曲第1番で最初の録音でした。ピストンホルンを吹いたシュトラウスでブレインの完璧な演奏です。ブレインはこの録音が気に入っていたようです。戦前の録音で世界初録音でしょう。当時これほど見事なホルンを吹く演奏家はいなかったのでしょう。
CD1のシュトラウスのオーボエ協奏曲を吹くレオン・グーセンスは20世紀イギリスの代表的なオーボエ奏者でした。彼のために書かれた作品も多くその演奏はオーボエの美しい響きを聞かせてくれます。今ではオーボエの重要なレパートリーですが当時SP録音されたこの演奏は重宝されたことでしょう。
ウェーバーのファゴット協奏曲はモーツァルトのファゴット協奏曲と共に有名な作品です。ギディオン・ブルークは録音当時はリヴァプール・フィルハーモニーの首席だったようで、その後ビーチャム率いるロイヤル・フィルハーモニーに長いこと在籍していました。モーツァルトのファゴット協奏曲の録音があります。このウェーバーのファゴット協奏曲は戦前のSP録音ですが今聴いても素晴らしい演奏です。
CD2はデニス・ブレインのSP録音をまとめたものです。1のモーツァルトはデッカの録音、あとの4曲はEMIの録音です。ラウーのホルンを吹いていたころの演奏は明るく魅力的です。この中ではノーマン・デル・マーのカデンツァを吹いているモーツァルトの4番が注目でしょう。長いカデンツァです。
CD3は1番のホルン協奏曲が1947年、2番のホルン協奏曲が1956年の録音です。CD4は4枚組セットでCD1のSP録音集の中に1947年の1番が収録されています。 |
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