R・シュトラウス/ホルン協奏曲

1&2番/デニス・ブレイン(1956)









LP(EMI HLS−7001)
CD1(EMI 7243 5677832)
CD2(EMI TOCE−59164)
CD3(EMI 0777 7478342 2)
CD4(WANER WPCS−28111)
CD5(EMI TOCE-3407)
CD6(EMI CDC-7 47834 2)
CD7(EMI TOCE−9325〜37)13枚組
CD8(EMI 50999 2 06010 2 7)4枚組
CD9(INTENSE 600116)5枚組

LP&CD3&CD4&CD5&CD6
1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2.   〃     /ホルン協奏曲第2番変ホ長調
3.ヒンデミット/ホルン協奏曲(1949)
   デニス・ブレイン(ホルン)
 サヴァリッシュ/フィルハーモニア管弦楽団(1&2)
 ヒンデミット/フィルハーモニア管弦楽団(3)
     録音 1956年9月22日(1)  
         1956年9月22&23日(2)
         1956年11月19日(3)
CD1&CD2
1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2.   〃     /ホルン協奏曲第2番変ホ長調
3.ヒンデミット/ホルン協奏曲(1949)
4.  〃   /金管と弦楽の為の協奏音楽
   デニス・ブレイン(ホルン)
 サヴァリッシュ/フィルハーモニア管弦楽団(1&2)
 ヒンデミット/フィルハーモニア管弦楽団(3)
     録音 1956年9月22日(1)  
         1956年9月22&23日(2)
         1956年11月19日(3)
         1956年11月22〜24日(4)

 LPはヒンデミットがオリジナルのステレオ、R・シュトラウスは擬似ステレオです。モノラルではありません。
 リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲はブレインの代表的な録音です。ホルン協奏曲第1番はサヴァリッシュのサポートを受けて軽やかなホルンで吹く第1楽章が大変きれいな演奏です。切れ目なく演奏される第2楽章:アンダンテはブレインのホルンの甘い響きの聴きどころです。第3楽章:アレグロも切れ目なく演奏されます。このロンドはリヒャルト・シュトラウスが狩のホルンのように歌わせるもので、木管楽器との絡みの素晴らしさ、フェルマータではホルンのクレッシェンドなど実に見事です。カデンツァからコーダのスピード感は抜群です。
 ホルン協奏曲第2番はホルンのソロで始まります。ブレインはこの難しいソロをさらりと吹いてしまうところが凄いと思います。展開部のソロがまた素晴らしく長いソロを一息で吹いていました。切れ目なく続く第2楽章はホルンの優しい響きが流れます。第3楽章のロンドはシュトラウスのホルン協奏曲でも魅力たっぷりの楽章です。オーケストラとホルンが対等になる素晴らしい演奏が聴かれます。ブレインの代表的な演奏といえます。
 ヒンデミットのホルン協奏曲はデニス・ブレインのために書かれた作品です。演奏はヒンデミット自身の指揮で録音され、しかもステレオ録音でした。この録音がまた素晴らしく、第1楽章からブレインの卓越したうまさが聴かれます。第2楽章は短い楽章で「大変速く」との指示があって舌を巻いてしまうほどの素晴らしい演奏です。そして3楽章のブレインの演奏はその豊かな響きが何もかも忘れさせるほどの魅力があります。
 CD1と2にはヒンデミットのホルン協奏曲と金管と弦楽のための協奏音楽が収録されています。CD3はシュトラウスとヒンデミットの協奏曲のみの収録で1998年発売のオランダ盤。CD4は2017年リマスターのWANER盤HQCDです。CD5は1998年発売の東芝EMI盤、CD6は1986年発売のアメリカ/Angel盤、CD7は13枚組のセットでDISC7にR・シュトラウスのホルン協奏曲2曲が収録されています。CD8は4枚組セットのCD3にシュトラウス2曲とヒンデミットの協奏曲とバークリーのトリオが収録されています。CD9は5枚組でDisc5にシュトラウスのホルン協奏曲2曲が収録されています。


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