R・シュトラウス/ホルン協奏曲

1番/ヴィタリー・ブヤノフスキー(1964)

CD1(メロディア 74321 29403 29)モノラル
CD2(RussianDISC RD CD 11 163)モノラル

CD1 ムラヴィンスキー/R・シュトラウス
1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2.  〃      /アルプス交響曲Op64
   ヴィタリー・ブヤノフスキー(ホルン)(1)
    エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
    レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
     録音 1964年4月24日(1)
         1962年4月21日(2)
CD2 ムラヴィンスキー/ハイドン&R・シュトラウス
1.ハイドン/交響曲第88番ト長調
2.  〃 /交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
3.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
   ヴィタリー・ブヤノフスキー(ホルン)
   エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
     レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
     録音 1964年4月20日(1)
         1965年10月3日(2)
         1967年5月29日?(3)

 CD1はムラヴィンスキー・エディションの中の1枚です。アルプス交響曲とホルン協奏曲第1番がカップリングになっていました。
ブヤノフスキーのホルン協奏曲第1番は1967年の録音というCDも発売されていますが(Russian DISC)、この1964年の録音と同一音源です。
 ロシアのホルンの代表といえるブヤノフスキーのホルンは明るく奥深い響きが見事です。第1楽章から第2楽章への経過部のテンポの落とし方は特徴的でムラヴィンスキーの深い読みが感じられます。
 ムラヴィンスキーのアルプス交響曲はモノラル録音というのがもったいないほどの素晴らしい演奏です。壮大な演奏です。金管楽器の響きがたまりません。
  CD2はムラヴィンスキーのハイドンの交響曲2曲にホルン協奏曲がカップリングというかなり変則的なCDでした。
 ハイドンもモノラルでしたが良い雰囲気の演奏です。モーツァルトを得意とする彼には難しい曲ではないでしょう。ブヤノフスキーのシュトラウスは明るい響きの伸びやかなホルンです。良い響きでした。(2010年に聴き比べをしたところ、この2つの音源は同一の演奏と判明しました。Russian DISCのほうがレベルが高く、音質も良かったので、まさか同じ演奏とは思いませんでした。ディスコグラフィーでも同一音源となっておりませんでしたので疑いもしませんでしたが、ライヴ音源は一つだけということになりました。)   


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