R・シュトラウス/ホルン協奏曲

1&2番/ヨハネス・リツコフスキー(1985)
CD(ARTS 447261−2)

R・シュトラウス/室内楽曲集
1.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調
3.ホルンとピアノのためのアンダンテ
4.セレナードOp7
5.ピアノの為のフーガ
6.ガヴォット「古い時から」

 ヨハネス・リツコフスキー(ホルン)(1〜3)
 ウォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)(1〜6)
 バートン・ウェーバー(ピアノ)(2)
 ギッティ・ピルナー(ピアノ)(5)
 録音  1985年2月28日(1&3)ライヴ
      1988年3月22&23(2)
      1985年5月21日(4&6)ライヴ
      1987年12月20日(5)

 このCDはR・シュトラウスの室内楽全集の第3巻です。ピアノ版のホルン協奏曲とピアノ曲です。
 ホルン協奏曲第1番はサヴァリッシュのピアノ伴奏による演奏です。リツコフスキーの安定したホルンで見事な演奏です。サヴァリッシュの力強いピアノ演奏は素晴らしいです。第2楽章の美しいホルンは見事です。ピアノも力強い響きです。第3楽章は勢いのある演奏で、ホルンとピアノが見事な演奏です。リツコフスキーの流麗なホルンは聴きものです。終結部分も見事な演奏です。
 ホルン協奏曲第2番は2台のピアノによる伴奏です。冒頭のホルン・ソロにはオケ版とはことなるフレーズが聴かれます。リツコフスキーのホルンは素晴らしい響きです。第1楽章の展開部からも素晴らしい演奏です。ピアノも力強い響きが聴かれます。再現部はホルンが素晴らしい響きです。オケ版との違いを感じます。第2楽章はピアノに始まり、やがてホルンが主題を歌います。きれいな演奏です。第3楽章はおなじみの素晴らしい主題が見事に歌われます。ピアノも華麗な演奏です。これでホルンも力強い演奏になります。サヴァリッシュとウェーバーのピアノも力強いです。感動的な演奏です。中間部の流麗なホルンも見事な演奏です。終結部の感動的な演奏も素晴らしいです。
 「ホルンとピアノのためのアンダンテ」はサヴァリッシュのピアノ伴奏です。リツコフスキーのホルンは美しい響きで素晴らしいです。後半も穏やかな美しいホルンの演奏が聴かれます。見事な演奏です。(第1番とこの曲がライヴ演奏で拍手が入ります。)

 「セレナードOp7」はピアノ・ソロの版による演奏です。サヴァリッシュのピアノは見事な演奏です。力強い華麗な響きの演奏です。
 「ピアノの為のフーガ」は2台のピアノによる演奏です。サヴァリッシュとピルナーによる演奏です。冒頭からきれいな演奏です。そしてフーガの力強い響きの演奏になります。
 ガヴォット「古い時から」はサヴァリッシュのピアノです。きれいな演奏です。拍手が入るライヴ演奏です。


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