R・シュトラウス/ホルン協奏曲

1番/ゲルト・ザイフェルト(1989)


CD1(SONY SK 45800)
CD2(SONY SICC1201〜1)2枚組
CD3(SONY SMK 93110)

CD1 メータ/R・シュトラウス
1.アルプス交響曲Op64
2.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
  ゲルト・ザイフェルト(ホルン)(2)
  ズビン・メータ指揮
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音 1989年2月21〜24日
CD2 メータ/R・シュトラウス/管弦楽曲集
1.アルプス交響曲Op64
2.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
3.家庭交響曲Op53
4.ブルレスケ ニ短調
  ゲルト・ザイフェルト(ホルン)(2)
  ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(4)
  ズビン・メータ指揮
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音 1989年2月21〜24日(1&2)
      1985年11月28日&12月1日(3&4)
CD3
1.ブルレスケ ニ短調
2.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
3.ホルン協奏曲第2番変ホ長調
4.ばらの騎士のワルツ
  ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(1)
  ゲルト・ザイフェルト(ホルン)(2)
  ノルベルト・ハウプトマン(ホルン)(3)
   ズビン・メータ指揮
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音 1985年11月28日&12月1日(1)
        1989年2月21〜24日(2)
        1994年1月7&9日(3)
        1990年(4)

 CD1はメータ/ベルリン・フィルのR・シュトラス・シリーズの中の1枚です。2番はハウプトマンが吹いていました。
 このホルン協奏曲はなかなか見事な演奏です。冒頭の全合奏のフェルマータでティンパニだけを長く残していたのには驚きました。ザイフェルトはこの演奏で完全にこの曲を自分のものにしています。1楽章の勢いのある演奏、2楽章のカンタービレ、3楽章の抜群のフィンガリングとこの曲の楽しさをたっぷりと味わせてくれました。
  アルプス交響曲はズビン・メータの2度目の録音であり、1度目のロス・フィル以上の出来といえます。ここにはベルリン・フィルの得意とするR・シュトラウスの壮大な音楽があります。家庭交響曲はオーボエダモーレを子供の主題に使う面白い編成ですが4管以上の大編成です。親しみやすい曲でしょう。「ブルレスケ」はピアノと管弦楽のための作品で、ピアノ協奏曲を遺さなかったシュトラウスのピアノ作品の中でも重要な作品でしょう。バレンボイムがソロを弾いています
 CD3はバレンボイムのブルレスケとハウプトマンの2番をまとめたものです。ばらの騎士のワルツも聞きものです。


トップへ
戻る
前へ
次へ




inserted by FC2 system