ブラームス/ホルン三重奏曲

ヤコフ・シャピロ(1951)



CD1(SOTONE CD101)
CD2(REVELATION   RV10030)
CD3(YEDANG   YCC0036)
CD4(DOREMI DHR-7921-5)5枚組

CD1
1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
2.シューマン/4つのホルンのための
     コンツェルトシュテュック ヘ長調Op86
CD2
1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
2.ジュリアーニ/ギター三重奏曲変ホ長調
3.フンメル/グランド・セレナーデ
  ヤコフ・シャピロ(ホルン)(CD1&CD2の1)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン)(CD2)
  エミール・ギレリス(ピアノ)(CD1の1、CD2の1)
  ボリス・アファナシエフ(ホルン)(CD1の2)
   E・スタロジーロフ(ホルン)(CD1の2)
   S・クリフネツキー(ホルン)(CD1の2)
   F・ルザノフ(チェロ)(CD2の2、3)
 A・イワノフ=クラムスコイ(ギター)(CD2の2、3)
   G・ギンズベルグ(ピアノ)(CD2の3)
   G・マメドフ(フルート)(CD2の3)
   アレクサンドル・ガウク指揮
     モスクワ放送交響楽団(CD1の2)
    録音 1951年2月25日(ブラームス)
        1954年(シューマン)
        1951年6月19日(ジュリアーニ)
        1951年7月4日(フンメル)
CD3
1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
2.ジュリアーニ/ギター三重奏曲変ホ長調
3.フンメル/グランド・セレナーデ
  ヤコフ・シャピロ(ホルン)(1)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン)(1〜3)
  エミール・ギレリス(ピアノ)(1)
  アレクサンドル・イワノフ=クラムスコイ(ギター)(2&3)
  グリゴリ・ギンズベルグ(ピアノ)(3)
  G・マメドフ(フルート)(3)
  フェドル・ルザノフ(チェロ)(3)
    録音 1951年2月25日(1)
        1951年6月19日(2)
        1951年7月4日(3)

CD4 ピアノ三重奏曲集
1.ハイドン/ピアノ三重奏曲第28番
          ニ長調Hob.]X-16
2.ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第7番
             変ロ長調Op97「大公」
3.ハイドン/ピアノ三重奏曲第33番
           ト長調Hob.]X-19
4.モーツァルト/ピアノ三重奏曲第7番ト長調K564
5.  〃    /ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調K254
6.ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第9番
                   変ホ長調WoO.38
7.チャイコフスキー/ピアノ三重奏曲イ短調Op50
         「偉大な芸術家の思い出に」
8.サン=サーンス/ピアノ三重奏曲第1番
                 ヘ長調Op18
9.ハイドン/ピアノ三重奏曲第28番
               ニ長調Hob.]X-16
10.シューマン/ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op63
11.ショスタコーヴィチ/ピアノ三重奏曲第2番
                   ホ短調Op67
12.ボロディン/ピアノ三重奏曲番ニ長調
13.フォーレ/ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op15
14.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)(1〜11,13&14)
 エミール・ギレリス(ピアノ)(1〜14)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
              (1〜11&13)
 ドミトリ・ツィガノフ(ヴァイオリン)(12)
 セルゲイ・シリンスキー(チェロ)(12)
 ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ)(13)
 ヤコフ・シャピロ(ホルン)(14)
 録音 1951年(1)1956年(2)
     1952年(3〜5&7)1950年(6&12)
     1953年(8)
     1959年2月28日(9&11)
     1958年8月8日(10)
     1958年(13)
     1951年2月25日(14)   

 ヤコフ・シャピロのブラームスは1951年録音です。まだほとんどこの曲の録音が無い時代にコーガン、ギレリスとの共演で素晴らしい録音を残していました。
シャピロのホルンはビヴラートをきかせた明るい響きが特徴です。第1楽章の大変丁寧な演奏、第2楽章の鮮やかな演奏も見事です。そのテクニックは素晴らしく、あそこまで明るい音色を貫く努力には感服します。第3楽章:アダージョ・メストではホルンが目立ちすぎるほどの明るさです。第4楽章ではコーガンのヴァイオリンも力強く、シャピロのホルン、ギレリスのピアノとのぶつかり合いはまた緊張感があります。このホルン・トリオはモノラル初期の名盤といってよいでしょう。


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