ブラームス/ホルン三重奏曲

バリー・タックウェル(1987)

CD1&2(TUDOR TUDOR771)

1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
2.ケックラン/4つの小品
3.バンクス/ホルン三重奏曲(1962)

  バリー・タックウェル(ホルン)
  ブレントン・ラングバイン(ヴァイオリン)
  モーリン・ジョーンズ(ピアノ)
   録音 1987年4月9&10日  

  ブラームスはタックウェル19年ぶりの再録音でした。56歳円熟の頃のホルンはまたひと味違います。第1楽章においては豊かな音量でタックウェルらしい深みのあるホルンで歌っています。第2楽章では自在な表現、ピアノのきらめきの鮮やかなこと68年の録音とは違う楽しさを感じます。フィナーレも同様で完璧です。やはりタックウェルは素晴らしい。
  ケックランの作品はホルン、ヴァイオリンとピアノのための作品です。バンクスのホルン・トリオは1962年にこの同郷の3人のために書かれました。かなり自由な書法で書かれているような感じはしますが、とても聞き易くてほっとします。CD2は2009年に復活したもので、デザインは同じでも配色が違い、絵は明るくなりました。


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