デュカス/ヴィラネル

デニス・ブレイン(1957)

CD1(BBC BBCL4048−2)
CD2(ANDROMEDA ANDRCD5065)

CD1 デニス・ブレインの遺産−1
1.ベートーヴェン/ピアノと木管の五重奏曲Op16
2.デュカス/ヴィラネル
3.マラン・マレ/ル・バスク
4.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
5.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40

  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜5)
  デニス・ブレイン管楽合奏団(1)
  ウィルフリッド・ペアリー(ピアノ)(1〜3)
  イギリス弦楽四重奏団(4) 
  マックス・サルピーター(ヴァイオリン)(5) 
  シリル・プリーディ(ピアノ)(5)
    録音 1957年8月24日(1〜3)
        1957年2月18日(4)
        1957年2月15日(5)

CD2 デニス・ブレイン/トリビュート
モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
6.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
7.ヒンデミット/4本のホルンのためのソナタ
8.ベートーヴェン/ホルン・ソナタヘ長調
9.シューマン/アダージョとアレグロOp70
10.デュカス/ヴィラネル
11.マラン・マレ/ル・バスク

  デニス・ブレイン(ホルン)(1〜11)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
    フィルハーモニア管弦楽団(1〜4)
 ハンス・ロスバウト/南西ドイツ放送交響楽団(5)
 ジェンキンス/BBCウェールズ管弦楽団(6)
  デニス・ブレイン・ホルン四重奏団(7)
  デニス・マシュー(ピアノ)(8)
  ジェラルド・ムーア(ピアノ)(9)
  ウィルフリッド・ペアリー(ピアノ)(10&11)
 録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
     1953年5月6日(5)
     1951年2月5日(6)
     1956年1月5日(7)
     1944年2月21日(8)
     1952年4月22日(9)
     1957年8月24日(10&11)

 CD1はBBC放送の貴重な録音の中からデニス・ブレインの演奏をまとめたものです。
 ベートーヴェンの五重奏は他にギーゼキングのピアノでスタジオ録音が、またブリテンのピアノでライヴ録音があります。
  ヴィラネルといえばジェラルド・ムーアとの1952年盤が絶品ですが、このライヴもさすがです。最後でやや危ない音がありますがいい演奏ですね。スピード感が違います。
 ル・バスクはLPでは曲の前にブレインのコメントが入っているのですが、CDではカットされています。
 モーツァルトのホルン五重奏曲はもうひとつ1956年11月3日にもカーター弦楽三重奏団らとも放送録音があります。こちらの演奏との違いはほとんどないですが、出来はこの演奏の方がいいと思います。音質は文句なしです。
 ブラームスのトリオは唯一の録音です。CD化されて安心して聞けます。これ以上の演奏はなかなか無いでしょう。
 CD2はモーツァルトやライヴ録音の2枚組です。デュカスのヴィラネルとマラン・マレの「ル・バスク」は1954年録音と記載されていますが、間違いです。


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