狩の音楽

狩りのファンファーレ/ミュラー(1989)
CD(harmonia mundi HM 953−2)

ナチュラルホルンのための古典音楽集
1.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
2.デュヴェルノワ/4つのホルン二重奏曲
3.ライヒャ/4つのホルン三重奏曲
4.バウマン/ナチュラルホルンのためのエレジー
5.ロッシーニ/狩りのファンファーレ
6.シュティヒ/ホルン四重奏曲ヘ長調Op2−1
  トーマス・ミュラー(ナチュラルホルン)(1〜6)
   ナチュラルホルン・コネクション
   カルロ・ジャンヌゾ(ナチュラルホルン)(2&5)
   ジャン・シュルツ(ナチュラルホルン)(3&5)
   マルティン・ミューナー(ナチュラルホルン)(3&5)
   クルト・ホルゼル(ナチュラルホルン)(5)
   ダニエル・リーンハルト(ナチュラルホルン)(5)
   アルベルト・コンラード(ナチュラルホルン)(5)
   マルク・バウムガルトナー(ナチュラルホルン)(5)
   リチェル・バコフスキー(ナチュラルホルン)(5)
   パトリック・シェーベリ(ナチュラルホルン)(5)
   バーゼル市立音楽院弦楽ゾリステン
   ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)(1&6)
   モニカ・エールザム(ヴィオラ)(1&6)
   エリザベス・スターエリン(ヴィオラ)(1)
   クリストフ・コーイン(チェロ)(1&6)
     録音 1989年8月&11月

 これはナチュラルホルンのための音楽を集めたCDです。バウマンの作品以外は18〜19世紀の曲ばかりです。
 ミュラーのホルンは驚きます。速いフレーズもすらすらと吹いてしまいます。ほんとにバルブがないのかと思います。モーツァルトもシュティヒもテンポは速いですが、バルブ付のモダン・ホルンで吹いてるような演奏です。音色は自然であり閉止音も柔らかでほとんど違和感がありません。
 今まで聴いたナチュラルホルンのCDの中でもこれはダントツですね。腕も凄いし演奏も凄いです。ライヒャのトリオはモダンでも大変ですが、ナチュラルホルンでいかにも楽しそうに吹いているのが凄いです。ロシーニはオリジナルの狩猟ホルンが5本ずつ2群に分かれて演奏しています。
 シュティヒのホルン四重奏曲ヘ長調Op2−1はアナログ時代にアルベルト・リンダーが録音していました。


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