ヒンデミット/ホルン作品

ホルン・ソナタ集/メイソン・ジョーンズ(1975&76)

LP(CBS SONY 50AC 43〜44)
CD(SONY CLASSICAL SM2K52671)

 ヒンデミット/金管とピアノのためのソナタ集
LP
 1.ホルン・ソナタ(1939)
 2.テューバ・ソナタ(1955)
 3.トランペット・ソナタ変ロ調(1939)
 4.アルトホルン・ソナタ(1943)
 5.トロンボーン・ソナタ(1941)
CD
 1.トランペット・ソナタ変ロ調(1939)
 2.ホルン・ソナタ(1939)
 3.テューバ・ソナタ(1955)
 4.アルトホルン・ソナタ(1943)
 5.トロンボーン・ソナタ(1941)
   メイソン・ジョーンズ(ホルン&アルトホルン)
   アベ・トーチンスキー(テューバ)
   ギルバート・ジョンソン(トランペット)
   ヘンリー・チャールス・スミス(トロンボーン)
   グレン・グールド(ピアノ)
  録音 1975年1月6日(トランペット)
      1975年7月3&5日(ホルン)
      1975年9月3&4日(テューバ)
      1976年2月9&10日(アルトホルン)
      1976年2月22&23日(トロンボーン)

 この録音はグレン・グールドがフィラデルフィア管弦楽団の名手たちとヒンデミットのソナタを演奏したものです。それぞれが味わいのある演奏になっています。
 メイソン・ジョーンズはホルンとアルトホルンを吹いています。面白いのはアルトホルン・ソナタです。第4楽章の演奏の前に「ポストホルン」と題した演奏者の対話を読むのです。そのあとで演奏します。知らないで聞いていると2人のおしゃべりが聞こえて驚きます。(なお、ジョン・バローズの録音では省略していました)
 ホルン・ソナタは申し分ない演奏です。ほの暗い音色のホルンはアメリカの情景を感じさせてくれます。もちろんアメリカとは関係ありませんが、音楽がジャズを思わせるのです。


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