ヒンデミット/ホルン作品

4本のホルン&ホルン・ソナタ集/ハンス・デュラート(1992)
CD(CPO 999 229−2)

ヒンデミット/ホルンのための室内楽集
1.小室内楽曲Op24−2  
2.4つのホルンのためのソナタ(1952) 
3.ホルン・ソナタ(1939)
4.アルトホルン・ソナタ(1943)

  オランダ管楽五重奏団(1)
  エミール・ビーセン(フルート)
  マールテン・デッケルス(オーボエ)
  ピエール・ウーデンベルク(クラリネット)
  ヨハン・スタインマン(ファゴット)
  ハンス・デュラート(ホルン)
  パピリオン四重奏団(2)
  ハンス・デュラート(ホルン)
  クリスティアーン・ブルス(ホルン)
  フォッケ・ファン・ヘール(ホルン)
  セルゲイ・ドヴガリオーク(ホルン)
  ハンス・デュラート(ホルン)(3&4)
  マリヤ・ボン(ピアノ)(3&4)
    録音1992年10月&12月

 ヒンデミットのホルンのための室内楽集です。パビリオン四重奏団の4つのホルン、ハンス・デュラートの2つのソナタの組み合わせです。見事な演奏を披露しています。デュラートは1941年生まれ、ロッテルダム音楽院でウーデンベルクに師事しています。
 小室内楽曲Op24−2はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとホルンの五重奏による作品です。5つの楽章で構成されています。
 4つのホルンのためのソナタは1952年に書かれたホルン四重奏曲の代表的な作品です。パビリオン四重奏団はオランダのホルン奏者の団体です。優れた演奏です。第2楽章のアンサンブルの良さはききどころです。
 ホルン・ソナタはハンス・デュラートのホルンによる演奏でまろやかな響きのホルンがきれいです。安定したテクニックで見事な演奏です。
 アルトホルン・ソナタはデュラートのホルンがあまく優しい響きがきれいです。第2楽章の明るく快活な演奏が素晴らしいです。なお、第4楽章の前に挿入される「ポストホルン」という題の対話は入りません。


トップへ
戻る
前へ
次へ




inserted by FC2 system