R・シュトラウス/ホルン協奏曲

1&2番/アンドリュー・ジョイ(1991)
CD(CAPRICCIO 10 443)

1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
2.シェック/ホルン協奏曲ニ短調Op65
3.フリューガー/ホルン協奏曲(1983)   
4.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
   アンドリュー・ジョイ(ホルン)
  ウェルナー・アンドレアス・アルベール指揮(1)
  ヴォルフ=ディーター・ハウシルト指揮(2〜4)
     ケルン放送交響楽団
    録音 1991年9月9〜13日

 アンドリュー・ジョイは明るく太い音色のホルンです。軽いヴィブラートをかけてペーター・ダムのような感じも受けます。出身はオーストラリアですが、イギリス系のホルンではなくドイツあるいはフランス系のホルンです。
 シュトラウスの演奏は2曲ともに雄大で見事な演奏を聴かせてくれます。シェックはホルンのきれいな音色が弦楽をバックに響く素晴らしい演奏でした。
 フリューガーは1944年生まれオルガンとピアノの演奏家でもあります。ホルン協奏曲は1983年の作品で、これがバリバリの現代音楽です。いろいろの奏法を使う難曲です。
 シュトラウスの1番はこのフリューガーのあとに聞くとなんとほっとすることか、聞き慣れた曲はいいものです。のびのび歌うジョイのホルンは安心して聞けます。聴き応えのあるCDです。


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