ミヒャエル・ハイドンのホルン作品

ホルン協奏曲/バリー・タックウェル(1967)


LP1(英argo ZRG−543)ステレオ
LP2(独DECCA SAD−22003)ステレオ
CD(DECCA 436 222−2)
LP1&2
1.ハイドン/トランペット協奏曲変ホ長調
2.  〃  /6つのドイツ舞曲
3.ミヒャエル・ハイドン/ホルン協奏曲ニ長調
4.    〃      /6つのメヌエット
   バリー・タックウェル(ホルン)(3)
   アラン・ストリンジャー(Trp)(1)
   ネヴィル・マリナー/アカデミー室内管弦楽団
     録音 1967年5月(3)
         1967年(1、2&4)
CD
1.ホルン協奏曲ニ長調
2.6つのメヌエット
3.オルガンとヴィオラの為の二重協奏曲
4.ディヴェルティメント ト長調
   バリー・タックウェル(ホルン)(1)
   サイモン・プレストン(オルガン)(3)
   ステファン・シングレス(ヴィオラ)(3)
    ネヴィル・マリナー/
    アカデミー室内管弦楽団(1〜3)
    ウィーン八重奏団員(4)
      録音 1967年5月(1、2)
          1966年1月(3)
          1962年9月(4)

 このミヒャエル・ハイドンのホルン協奏曲は楽章構成が変わっていて、第1楽章:ラルゲット、第2楽章:アレグロ・ノン・トロッポ、第3楽章:メヌエットとなっています。曲としてはメヌエットはおまけといったもので、速いテンポの第2楽章のあとにメヌエットで終わるというのは他に例がありません。そして、このメヌエットのメロディーが単調すぎるのです。そこでタックウェルは持ち前の音楽性でかなりアドリブと装飾を施して曲を楽しいものにしています。これで生き生きとした曲になりました。
 CDはホルン協奏曲以外はあんまりなじみのない作品です。特にオルガンとヴィオラのための二重協奏曲は珍しい作品です。


トップへ
戻る
次へ




inserted by FC2 system