ミヒャエル・ハイドンのホルン作品
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LP(テレフンケン SLA 6420)
CD(TELDEC 4509−93555−2)
LP 18世紀のホルン協奏曲集
1.カール・シュターミッツ/ホルン協奏曲ホ長調
2.ミヒャエル・ハイドン/ホルン協奏曲ニ長調
3.アントン・タイバー/ホルン協奏曲変ホ長調
ヘルマン・バウマン(ホルン)
ヨアフ・タルミ/フィルハーモニア・フンガリカ
録音 1978年6月22、23&27日
CD
モーツァルト/管楽器のための協奏曲集
1.オーボエ協奏曲ハ長調K314
2.クラリネット協奏曲イ長調K622
3.ファゴット協奏曲変ロ長調K191
4.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
5.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
6.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
7.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
8.ミヒャエル・ハイドン/ホルン協奏曲ニ長調
ユルク・シャフトゥレン(オーボエ)(1)
ディータ−・クレッカー(クラリネット)(2)
ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)(3)
ヘルマン・バウマン(ホルン)(4〜8)
レオポルド・ハーガー指揮
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(1〜7)
ヨアフ・タルミ/フィルハーモニア・フンガリカ(8)
録音 1976年(1)1978年(2&3)
1978年6月14〜16日(4〜7)
1978年6月22、23&27日(8)
LPは18世紀のホルン協奏曲集です。シュターミッツの作品はロゼッティのホ長調(kaul V:42)を変ホ長調に編曲して出版したものでしたが、バウマンはホ長調で演奏していますので、表記をカール・シュターミッツとするのはどうかと思います。しかしこの曲はジョヴァンニ・プント(シュティヒ)の作品が原曲ともいわれていますのでなんともいえません。その変ホ長調の楽譜で録音していたのがズデニェク・ティルシャルでした。
ミヒャエル・ハイドンは好演ですが、曲の面白さはタックウェルに一歩ゆずります。アントン・タイバー(1754〜1822)はウィーン生まれでモーツァルトと同じ世代でベートーヴェンやシューベルトと同じ時代に生きた作曲家でした。オペラや教会音楽なども作曲していたそうですが歴史に埋もれた作曲家でした。ホルン協奏曲はバウマンでなくても演奏したくなる曲です。ただ当時のホルンではあまりに困難な部分があり、そのために埋もれてしまったのかも知れません。CD化して欲しい録音です。
なおCDは2枚組でモーツァルトのホルン協奏曲全集の他に木管楽器の協奏曲とミヒャエル・ハイドンのホルン協奏曲が収録されています。 |
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