L・モーツァルトのホルン作品
ティルシャル兄弟他(1983)2つのホルンの為の協奏曲&狩のシンフォニア |
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CD(OPUS 9150 1473)
1.テレマン/2つのホルン、弦楽と通奏低音
のための協奏曲ニ長調
2. 〃 /2つのホルン、弦楽と通奏低音
のための組曲ヘ長調
3.L・モーツァルト/2つのホルン、弦楽と
通奏低音のための協奏曲変ホ長調
4. 〃 /狩りのシンフォニア ト長調
ベドジヒ・ティルシャル(ホルン)(1〜4)
ズデニェク・ティルシャル(ホルン)(1〜4)
ルドルフ・ベラーネク(ホルン)(4)
ズデニェク・ディヴォキー(ホルン)(4)
ボフダン・ヴァルハル指揮
スロヴァキア室内管弦楽団
録音 1983年6月
ティルシャル兄弟は1980年代、チェコスロヴァキアの分裂前にスロヴァキアでたくさんの録音を残していました。このアルバムはその中の1枚です。テレマンの「2つのホルンのための協奏曲協奏曲ニ長調」は古くから知られたターフェルムジークの中の「2つのホルンのための協奏曲変ホ長調」ほどは演奏されないので録音も少ないですが、このティルシャル盤は少し遅いテンポで曲の美しさを引き出しています。同じ曲をバウマンやペーター・ダムが録音していますがイメージがかなり違います。ティルシャル兄弟はこれが唯一の録音でした。テレマンの組曲ヘ長調は1976年に同じオーパス・レーベルに録音していました。この録音も素晴らしい響きを出しています。
レオポルド・モーツァルトは「2つのホルンのための協奏曲変ホ長調」を2度、「狩のシンフォニア」も2度録音していましたが。この録音が最初の録音でした。ティルシャル兄弟の息のあった演奏は何度聴いても素晴らしいです。「狩のシンフォニア」は猟銃の音を鞭で出しています。大変楽しい演奏ですが、この録音では通常第3楽章:メヌエットで終わるところを、第1楽章の狩の楽章:ヴィヴァーチェを再度演奏して4楽章で演奏しています。 |
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