R・シュトラウス/ホルン協奏曲
1番/フロイド・クーリー(テューバ)(1998-01) |
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CD(ALBANY TROY 501)
1.ヴォーン=ウィリアムズ/テューバ協奏曲
2.エワゼン/バス・トロンボーン協奏曲
3.グレグソン/テューバ協奏曲
4.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
フロイド・クーリー(テューバ)(1、3&4)
チャールズ・ヴァーノン(バス・トロボーン)(2)
ドナルド・デロッシュ指揮
ディポール大学ウィンド・アンサンブル
録音1998年5月&2001年2月
フロイド・クーリーはサンフランシコ交響楽団のテューバ奏者として活躍した名手。ヴォーン=ウィリアムズのテューバ協奏曲は珍しい吹奏楽伴奏による演奏。大変迫力満点の演奏です。アメリカの作曲家エワゼンのバス・トロンボーン協奏曲は珍しいバス・トロンボーンのための協奏曲です。ヴァーノンはバンドに負けずにバリバリ吹いてくれます。
グレグソンのテューバ協奏曲は第1楽章のメロディーがヴォーン=ウィリアムズのテューバ協奏曲に似ているところが面白いです。まったく同じフレーズもあります。ジョン・フレッチャーの録音もありますが、このクーリーの演奏もまた素晴らしいです。
リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番はアーノルド・ジェイコブスがテューバで吹いていますが、このクーリーの演奏はゆったりとした冒頭が、まるでホルンを吹いているように表情豊かで楽しく聞こえます。全曲17分20秒たっぷり楽しませてくれます。強弱をつけて迫力満点の演奏はホルンでは味わえないものがあります。大変な肺活量の持ち主と思われます。 |
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