ホルンとオルガンのための音楽

セレン・ヘルマンソン(1995)
CD(Opus3 CD-19501)

ホルンとオルガンのための音楽
1.サン=サーンス/アンダンテ(1854)
2.ケーリング/パストラーレ(1898〜99)
3.アルヴェーン/ノットゥルノ・エレジアコOp5
4.バディングス/カンツォーネ(1967)
5.ライヒェル/教会ソナタ
6.へーべリ/アンダンテ
7.リンドベリ/古い賛美歌
8.伝承作品/フィンマーク、オルサの夕べの賛美歌
9.ベルンハルト・クロル/ミサ・ムータ
  セレン・ヘルマンソン(ホルン)
  ペール=ウーヴェ・ラーション(オルガン)
  録音 1995年2月 
  ストックホルム/アドルフ・フレドリック教会     

 ヘルマンソンとラーションによるホルンとオルガンのリサイタルです。サン=サーンスのアンダンテはオリジナル作品で1980年頃まで知られていなかったものです。録音は初めてと思われます。 ケーリングとアルヴェーンの作品もホルンとオルガンのための作品です。バディングスのカンツォーネは現代作品ですが穏やかなメロディーのホルンときらびやかな響きのオルガンの対比が聞き所でしょう。ライヒェル、へーべリの作品は現代作品。リンドベリの「古い賛美歌」は教会で歌われた賛美歌らしくきれいな作品です。
 クロルのミサ・ムータは5つの小品による組曲です。オルガンの不協和音も耳障りではありませんが、ホルンのパートはかなりの難曲と思われます。


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