モーツァルト/協奏交響曲

J・イレシュ(1990)
CD(Classic OPTIONS CO 3758)

フレンチ・ホルン協奏曲集
1.ハイドン/ホルン協奏曲第1番ニ長調
2.モーツァルト/ホルン協奏曲第3番変ホ長調
3.ロゼッティ/2つのホルンの為の協奏曲
                変ホ長調
4.モーツァルト/協奏交響曲変ホ長調K297b
   ズデニェク・ティルシャル(ホルン)(1&3)
    ベトジヒ・テイルシャル(ホルン)(2&3)
    V・マリー(オーボエ)(4)
    J・ルプターチェク(クラリネット)(4)
    J・イレシュ(ホルン)(4)
    F・マハツ(ファゴット)(4)
  オンドレイ・レナルド指揮
   スロヴァキア放送交響楽団(1〜3)
  ラディスラフ・スロヴァーク指揮
   スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(4)
   録音 1990年頃?

 この録音はスロヴァキアのオーパス・レーベルの録音ですが、ベルギーのCDです。録音データははっきりしませんが、ティルシャル兄弟は1989年にスロヴァキアでNAXOSにCD録音していますので、同じ頃の録音と思われます。
 ハイドンの1番はズデニェク・ティルシャルの演奏で大変きれいな演奏です。装飾音の付け方が変わっていますのであれっと思うところはありますが、カデンツァの素晴らしいことは特筆ものです。
 モーツァルトの3番は兄ベトジヒ・テイルシャルの演奏です。ベトジヒのソロは大変少ないので貴重な録音です。さすがに見事な演奏で、ズデニェクとの音色の違いもわかります。
 ロゼッティの2つのホルンは同じ変ホ長調の曲をNAXOSに録音しています。NAXOS盤よりも演奏はこちらがきれいでした。
  協奏交響曲K297bはJ・イレシュのホルンです。イレシュはスロヴァキアのホルン奏者と思われますが、明るい音色でボヘミアのホルンを思わせるホルンです。


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