モーツァルト/ホルン協奏曲全集

パウル・ファン・ゼルム(2005)
CD(CLYSTON OVCC−00024)

モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
2.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
3.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495

  パウル・ファン・ゼルム(ナチュラルホルン)
   ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド指揮
  コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
   録音 2005年6月20〜22日

 パウル・ファン・ゼルムはスウェーリンク音楽院でウーデンンベルクに師事、エッセン音楽大学でヘルマン・バウマンにも師事しています。ケルン放送交響楽団、ヒルヴェルスム放送響を経て、現在はアムステルダムのオランダ放送フィルハーモニーの首席奏者です。
 コンバッティメント・コンソート・アムステルダムは元々モダン楽器のオーケストラですが、モーツァルトのホルン協奏曲を録音するにあたりオリジナル楽器を使用しています。パウル・ファン・ゼルムは安定したテクニックの持ち主であり、モーツァルトを見事に演奏しています。カデンツァも自作で素晴らしい演奏でした。なお、1番の第2楽章はジェスマイヤーによる従来の楽譜を使用していました。これからはモーツァルトをナチュラルホルンで演奏する奏者が増えそうです。


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