ヴィヴァルディ/ホルン協奏曲

ラデク・バボラーク&ムシル(2004)
CD (CRYSTON OVCC−00012)

クワトロ・スタジオーニ
 1.ヴィヴァルディ/2つのホルンの為の協奏曲
 2.  〃   〜サバティーニ編/
       ホルン協奏曲変ロ長調
 3.コレルリ〜サバティーニ/
    ホルンと弦楽の為のソナタ ニ短調
 4.ドニゼッティ〜ルロワール編/
    ホルン協奏曲ヘ長調
 5.ベルリーニ〜ギャレ編/ロマンス
 6.ケルビーニ/2つのソナタ
 7.シニガーリア/ロマンス  
 8.ロータ〜シュテルバーク編/山の城
 9.      〃      /イル・ビドーネ
10.      〃      /アマルコルド
11.      〃      /パルラ・ピウ・ピアノ
   ラデク・バボラーク(ホルン)
   ヤン・ムシル(ホルン)(1)
   ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ)(5)
   ラデク・バボラーク・アンサンブル
     録音 2004年2月15〜18日
       プラハ/ドヴォルザーク・ホール

 これはバボラーク・アンサンブルによるイタリアノ作品ばかり録音したCDです。ヴィヴァルディの2つのホルン(RV538)は私にとってもなじみの曲でした。バボラークの演奏は堅すぎて明るさが欲しい演奏でした。2の協奏曲はチェロ・ソナタ変ロ長調RV45をホルンのためにサバティーニが編曲したものです。
 コレルリのソナタは原曲はヴァイオリンです。かつてアイファー・ジェイムズの録音がありました。ドニゼッティの協奏曲は未完成の曲をルロワールが再構成、オーケストレーションしたものです。きれいなメロディーはオペラ同様に楽しめます。
 ベルリーニのロマンスは歌劇「ビアンカとフェルナンド」の二重唱をホルンとハープ(又はピアノ)のために編曲した美しい曲です。
 ケルビーニはおなじみの曲です。ホルンと弦楽の為の2つのソナタはチェッカロッシによって発掘された曲ですが、これは屈託のない明るい響きが欲しい曲です。バボラーク向きの作品とはいえないようです。これはタックウェルがベストです。


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