ブラームス/ホルン三重奏曲

シュテファン・ドール(1997)
CD(IPPNW−CONCERTS CD19)

ベルリン・フィル室内楽演奏会
1.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
  (7:45/6:37/6:46/5:40)(26分48秒)
2.ブラームス/ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op26 
   シュテファン・ドール(ホルン)(1)
   コリヤ・ブラッヒャー(ヴァイオリン)(1&2)
   ブレット・ディーン(ヴィオラ)(2) 
   ルートヴィヒ・クアント(チェロ)(2)
   マルクス・ベッカー(ピアノ)(1&2)
     録音 1997年2月16日ライヴ 

  これはベルリン・フィル室内楽ホールでの演奏会の録音です。ドールの演奏は豊かで美しい響きです。ときおり軽くヴィブラートがかかる程度です。雰囲気は抜群です。ダムでもなくザイフェルトでもなく、これはドールのブラームスです。鮮やかな演奏です。
演奏はかなり速いテンポで、通常30分かかるこの曲を27分ほどで演奏しています。スケルツォが速くこれは驚きます。1992年の演奏と比べると落ち着いたきれいな演奏といえます。それでも他の演奏と比べたらかなり速い演奏です。
 ピアノ四重奏曲第2番はこれも素晴らしい演奏です。ベッカーは30代半ばでレーガーのピアノ作品全集を録音した名ピアニストです。


トップへ
戻る
前へ
次へ




inserted by FC2 system