ブリテンのホルン作品

セレナード/マーティン・オーウェン(2003)
CD(LINN CKD−226)

ブリテン/作品集
1.イリュミナシオンOp18〜テノールと弦楽
2.  〃 /フランク・ブリッジの主題による
        変奏曲Op10〜弦楽のための
3.  〃 /テノール、ホルンと弦楽のための
          セレナードOp31

  トビー・スペンス(テノール)(1&3)
  マーティン・オーウェン(ホルン)(3)
  クリオ・グールド(ヴァイオリン&指揮)
    スコティッシュ・アンサンブル
   録音 2003年7月28〜30日 

 マーティン・オーウェンはロイヤル・フィルの首席ホルン奏者です。まだ若いですがロンドンのオーケストラに度々客演しているそうです。スコティッシュ・アンサンブルは12人の弦楽器奏者達による団体です。大変緻密な演奏をきかせてくれます。
 イリュミナシオンとフランク・ブリッジでの見事なアンサンブルは録音の良さもあって息のあった演奏が見事です。
 マーティン・オーウェンのホルンはまさにイギリスのホルンでしょう。明るく深みのある音色で、セレナードにぴったりのホルンです。シヴィルのような音で賛歌は実に見事なホルンが響きます。また優秀な若手が出てきました。スペンスのテノール歌唱も素晴らしく、イリュミナシオン、セレナード共に名演といえるでしょう。


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