シュティヒのホルン作品

ホルン四重奏曲Op17−3イルジー・フォウシェク(2005〜6)
CD(CLARTON CQ0080−2131)

ホルンを伴う古典派室内楽作品集
1.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
2.シュティヒ/ホルン四重奏曲ホ長調Op17−3
3.ハイドン/ディヴェルティメント「夕べの音楽」
             変ホ長調
 エポカ・クラシカ
 イルジー・フォウシェク(ナチュラルホルン)(1〜3)
 パ−ヴェル・イラシェク(ナチュラルホルン)(3)
 ブランカ・ムラチコヴァ(ヴァイオリン)(1〜3)
 バルバラ・ムラチコヴァ(ヴァイオリン)(3)
       〃      (ヴィオラ)(1)
 ヨーゼフ・フィアラ(ヴィオラ)(1〜3)
 ペトル・ヘイニ(チェロ)(1〜3)
  録音 2005年12月20日
      2006年4月4〜6日プラハ
  
  エポカ・クラシカは2本のホルンと弦楽四重奏によるピリオド楽器使用の団体で、1991年にチェコの若手によって結成されています。イルジー・フォウシェクはナチュラルホルンをアントニー・ハルステッドについて学んでいます。
 モーツァルトの五重奏はきれいな響きのホールで大変見事な演奏になっています。ハンドストップは見事であり将来が楽しみです。
 シュティヒの作品は数あるホルン四重奏のなかの1曲で、作品17−3は初録音と思いますが、シュティヒの作品とすぐにわかるような弾むようなメロディーです。演奏は素晴らしいです。モーツァルトよりもきれいな響きのホルンになっています。
 ハイドンは2本のホルンと弦楽四重奏のための作品で、この組み合わせでは他にも多くの作品があります。夕食時の音楽として演奏されたものでしょう。大変きれいな作品です。演奏は18世紀を思い起こさせる見事なものです。


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