ハイドン/ホルン協奏曲

1番/ドミトリ・ババノフ(2007)
CD(NAXOS 8.570482)

ハイドン/協奏作品集
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調Hob.Zd−3
2.ハープシコード協奏曲ニ長調Hob.][−2
3.ヴァイオリンとフォルテピアノのための
       二重協奏曲ヘ長調Hob.][−6
4.トランペット協奏曲変ホ長調Hob.Ze−1

  ドミトリ・ババノフ(ホルン)(1)
  ハラルド・ヘーレン(ハープシコード)(2)
        〃    (フォルテピアノ)(3)
  アリアドネ・ダスカラキス(ヴァイオリン)(3)
  ユルゲン・シュースター(トランペット)(4)
  ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮 
   ケルン室内管弦楽団
  録音 2007年2月23〜27日

 NAXOSからハイドンの協奏作品集は発売されました。その中にホルン協奏曲第1番が収録されています。
 ドミトリ・ババノフはサンクトペテルブルク(旧レニングラード)生まれのロシアのホルン奏者です。リムスキー・コルサコフ音楽院でブヤノフスキーに師事した後、1994年にはフランクフルトでノイネッカーとペンツェルに師事、またオスロでフロイディス・リー・ヴェクレに師事。ババノフは主にドイツのオーケストラで活躍しています。
 ババノフのホルンはヴィブラートの少ないドイツのホルンそのもので、テクニックは素晴らしいものがあります。カデンツァは自作でよくできています。今後が楽しみです。
 他の協奏曲は名作トランペット協奏曲以外はなじみはありませんが、ハイドンの作品らしく美しい曲です。トランペットのシュースターはミュンヘン交響楽団やケルン放送交響楽団のソリストでその演奏はさすがに見事なものです。


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