アンサンブル

ドイツ・ホルン・アンサンブル/ロマンティック・ロシアン・ホルン・カルテット
CD(Coviello COV−50807)

 ロマンティック・ロシアン・ホルン・カルテット
1.アロイス/組曲Op54
2.リムスキー=コルサコフ/ノットゥルノ
3.ホミリウス/ホルン四重奏曲変ロ長調Op38
4.チェレプニン/6つの小品
5.ミツシン/コンチェルティーノ
6.  〃  /コンチェルト 
  ドイツ・ホルン・アンサンブル
  クリストフ・モイニャン(ホルン)
  ホアキム・パレット(ホルン)
  オリヴァー・カースケン(ホルン)
  ステファン・オエッター(ホルン)
 (1860年と1930年製
   クルスペ・オリジナル楽器使用)
  録音 2007年10月21〜24日&
      2008年5月15日

 ドイツで活躍する若手ホルン奏者たちが2004年に結成したアンサンブルです。この録音は19世紀と戦前のクルスペ・オリジナル・ホルンを使用しての録音です。もちろんローターりーの付いたホルンです。なかなか渋い企画ですが、聞こえる音楽は現代楽器との違いがほとんどわからない素晴らしい響きを出しています。
 リムスキー・コルサコフの「ノットゥルノ」とホミリウスの四重奏曲、そしてチェレプニンの「狩り」を含む6つの小品は有名で録音もいくつかあります。ミツシン(1850〜1920)はロシアの作曲家で、コンチェルティーノはアメリカのホルン・アンサンブル(シカゴ交響楽団ホルン・セクション)が初めて録音していました。アロイス(1860〜1917)はプラハ生まれのチェロ奏者で、ロシアに渡って勉強した経歴があります。ホルン組曲は5つの楽章からできています。きれいな作品です。聞いて楽しいアルバムです。


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