R・シュトラウス/ホルン協奏曲

1番/マイロン・ブルーム(1961)


LP(CBS SONY SOCO 98)
CD1(SONY SRCR 2555)
CD2(SONY MHK 63123)

R・シュトラウス/管弦楽作品集
LP
1.家庭交響曲Op53  
2.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
CD1
1.家庭交響曲Op53
2.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
3.交響詩「ドン・ファン」Op20
   マイロン・ブルーム(ホルン)(2)
   ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団
   録音 1964年1月10日(1)
       1961年10月27日(2)
       1957年3月29&30日(3)
CD2
1.交響詩「ドン・キホーテ」Op35
2.ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
3.交響詩「ドン・ファン」Op20
   ピエール・フルニエ(チェロ)(1)
   エイブラハム・スカーニック(ヴィオラ)(1)
   ラファエル・ドルイアン(ヴァイオリン)(1)
  マイロン・ブルーム(ホルン)(2)
  ジョージ・セル指揮
     クリーヴランド管弦楽団
  録音 1960年10月28&29日(1)
      1961年10月27日(2)
      1957年3月29&30日(3)

 ジョージ・セルはR・シュトラウスが得意でした。中でも「ドン・キホーテ」は名盤中の名盤と言われています。家庭交響曲やドン・ファンも素晴らしい演奏です。統率されたオーケストラの凄さがあります。
 「ドン・キホーテ」は改めて聴いてみてもその録音の良さ、オーケストラの整然とした演奏に驚きます。フルニエのチェロの美しい響き、管楽器のうまさなど枚挙にいとまがありません。
 マイロン・ブルームのホルン協奏曲第1番は見事な演奏ですが、よく聞いていると彼の独特の音色が聞かれます。アメリカで初めて録音されたシュトラウスのホルン協奏曲です。セルのサポートが素晴らしく、特筆すべきは実にみごとに統率されたバックのオーケストラでしょう。ともすればオーケストラの響きがいまいちの演奏もありますが、これはまったく乱れもない凄い演奏でした。
 ドン・ファンも素晴らしい演奏です。クリーヴランドの一糸乱れぬ演奏の凄さは聴けば聴くほど感じます。


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